いつだって怪文書

備忘録です。

【ネタバレあり】劇場版アニメ「i☆Ris the Movie - Full Energy!! -」を観てきたし観続けてるよという話(その1)

皆さまこんにちは。店員2号です。

またもや大変ご無沙汰しております。部署が変わったり人が変わったりしている間に2年ほど経っておりますがいかがお過ごしでしょうか。

劇場版スタァライトの下書きがこんがらがって収集がつかなくなっている間に公開3周年を迎え、何ならYoutubeにて期間限定無料配信されております。
この機会に未視聴の方は是非。まあTVシリーズ→再生産総集編→劇場版と観ていただく前提で私は申し上げますが!

さて5/17(金)より全国の映画館にて劇場版アニメ「i☆Ris the Movie - Full Energy!! -」が公開されております。こちらは声優アイドルグループであるi☆Risの活動10周年を記念して制作されたオリジナル劇場アニメ作品であり、i☆Risのメンバー5人(現在)が本人役で主役を務めることで話題になっておりました。

今回はこちらを鑑賞した感想を書いていこうと思うのですが、おそらく前書きが長くなるので目次を置いておきます。
さっさと本編感想を読みたい方は下記からどうぞ。

・本編感想(山に登り始めるまで)※まだ
・本編感想(頂上につくまで)※まだ
・本編感想(終わりまで)※まだ
・終わりに ※まだ

はじめに(私とi☆Ris

ということで誘導も終わったのでダラダラ書きます。
私はTVアニメ『犬とハサミは使いよう』で芹澤優さんを知り、プリパラでi☆Risを知ったクチですが、当時はライブやイベントに行く習慣もなかったためCDを買ったりたまに生放送を観たりといったことを長らく続けていました。

i☆Risのライブを初めて観たのは確かANIMAX MUSIX 2017 OSAKAで、i☆Risの皆さんのダンスや歌に大変感動したのですが、ライブのコールといった文化に(今もですが)どうも慣れず、一大決心して単独のライブに参加したのは結局5thツアーのFEVERからでした。しかしそんなノリの悪い人間にもi☆Risのライブは非常に楽しめるものですので、まだ参加されたことのない方は是非、と思っています。

一日の時間と給料が今の5倍くらいあったらメンバー全員追いかけているところですが、そうもいかないので芹澤さん中心に応援しつつみーとゆーの1129会員してみたり、時間が合ったらSHOWROOM観たり、というようにふんわりライトめにやっています。今年からはライブも行けるだけ行ってみようと関東以外の会場はチケット取りましたが、どの会場に行っても見かける人とかもいるのですげえな、と思う今日この頃です。

さて公開1週目である今は一日に4回放映されているのですが、前売り券を使ってせっせと観ていると、朝家を出てから全部観終わって帰宅するのに12時間程かかって、かつ上映の間の空き時間が長くても3時間無いくらいなんです。この待ち時間どうしようかと考えていたところで「じゃあ久々にブログ書けばいいじゃん」と思いついたわけですね。

本作を見るか迷っている人が(こんなところに来るとは思えませんが)もしいるなら「良い作品だったから見て損はないよ」ということを伝えられればいいな、と思いつつぼちぼち次の話に移ります。

光の店員2号「さあ、お前の罪(前売り券)を数えろ!」
闇の店員2号「人を愛することが…罪だとでも…\ユートピア/」

劇場グッズ関係について

劇場グッズについてはこちらのページにある通り、映画のキービジュアル等をあしらったものを中心に展開しております。

iris.dive2ent.com

この他にもアニメ版のi☆Risメンバーイラストによるコラボショップやコラボカフェなどを首都圏などでは展開しており、そちらもグッズやノベルティの展開があります。

 

そしてもう販売は終了しましたが前売り券もイラスト違いやグッズ付きなどメンバー違いも含め(ほとんどが5枚セットで販売されています)紙で9種類くらいあり、加えてデジタル壁紙が貰えるムビチケと……先生!財布くんが過呼吸起こしてます!

参考までに私は前売りのうちアニメビジュアル再現版、メインビジュアル(メンバーのポスター付属)、メンバーの顔アップ(芹澤さん)、そして以前のツアー中に会場別ビジュアルで売っていたやつを何種類か買いました。どれもかわいいですね(思考停止)。

購入した劇場グッズはこの辺です。

来週の円盤にも備えよ

 

プログラムはやはり豪華版が良いかと思いますが、個人的なオススメは本作のBlu-rayです。いえ、確かに週替わりでライブ部分が多少入れ替わったものを別々の円盤にして販売しているのが財布をさらに攻めて来ている感はあるのですが、これの特典にそれぞれ収録されているモーションキャプチャー時の映像。これがオススメしたいポイントです。

それと言うのも作中で披露される各楽曲のモーションキャプチャー収録時の映像が画面4分割で3方向からの撮影状況とベースモデルに動きを反映させたものが見られるんです…!前回の周年ライブの配信で7カメ(メンバー全体を映したもの)を鬼リピした人間としては、マルチアングルでダンス全体が見られるのは大変魅力を感じるところです。芹澤さんのダンスは全身余すとこなく観たいんや…アップにしたかったら今より大きいモニターかプロジェクター買うからええんや…!

また、入場者特典として現在トレーディングカード全10種がランダム配布されております。今回は存外に運が良く5/19時点で9種類まで集まっています。1人でファン活動している人間はこの辺が大変ですが、今週は日頃の行いが良かったようです。

あとは実写版久保田さん…よろしくお願いします!

本編感想(リスリスランドに行くまで)

  • アルティメットMAGIC
    さて映画冒頭は10周年ライブリハ中のi☆RisによるアルティメットMAGICです。本作は主なライブシーンが3Dモデルによるものとなっていますが、ダンスはi☆Risメンバー本人によるモーションキャプチャーを使用しているため、動きを見ていて端々で「あ、確かにこの首の動きは芹澤さんだ!」「あ、隙あらばファンサしてる!」などハッとすることが多く、完成度が非常に高いものとなっております。ありがとうタツノコプロ…!動きだけでなく表情についてもよく作り込まれており、これは特に感心したところです。あまりこの手の技術には詳しくないですが、各メンバーの再現度が高く感じました。
  • リハ後
    芹澤さんが再確認したい振り付けとしてあれこれポーズを取るシーンで目に星が入るところがお気に入りです。本作で芹澤さんはこの目に何度か(魔法使いになって空を飛ぶところ、ブルドーザーになるところなど)なっておりますが、大抵顔がデフォルメ気味で輪郭が丸くなるため、丸顔大好き人間としては必然注目ポイントになっていました。茜屋さんの「え、どれ!?」も面白さに一役買っています。
  • 10年目を迎えたi☆Ris
    インタビューを受ける形で各メンバーのビジュアルや仕事風景が表現されています。各キャラの寄りの絵は表情や衣装がティザーと少し違うようですね。芹澤さんの不敵さが増していたり茜屋さんや久保田さんの美人度が増していたりとどれもより味わいが増しています。このイラストでもグッズが出たりしませんか?
    それとティザー時点ではあまり意識していませんでしたが、メンバーカラーが髪の光沢に反映されているデザインが映像で見ると良いアクセントになっていて思いの外好きでした。
    ところで2周目以降チェキにサインをするシーンで気づいたのですが、山北さんの「ぷい」を作中あまり見かけなかった気がしますが敢えてでしょうか。
    さて本作を鑑賞するにあたり、個人的に心配していたのが『自分の中にあるi☆Ris像と作中の描写にどのくらい乖離があるのか』というところでした。もちろんアニメ化する以上は多少脚色してみたりということが起こると考えていましたが、それがあまり多いと「自分の考えるi☆Risが勘違いだったのかな?」など考え始めて段々気が散ってきそうだなという意味で気になっていましたが、結論から言うと杞憂でした。特に久保田さんなどは「ここでこういうこと言いそうだな」とこちらが思ったことをそのまま言っていた場面もあったりして、解釈一致だなと笑顔になると同時にスタッフさんの調査力に感服しました。逆に『さきさ満点』のシーンで他のメンバーが普通に笑っているところなど、ここでこうなるんだなーと思った場面はパンフレットやインタビューなどでメンバーからも言及があったりしていて、そういう解釈の擦り合わせ的な意味でもパンフレットは購入する価値があるかと思います。
    記者から次の10年について言及されて、帰宅中に自らの今後へ思いを馳せる5人でしたが、夢が見つからなかった私のような者にも深めに刺さるテーマだったので、この後の展開が気になって初回は落ちてくる虹色の流れ星をスルーしました。
  • ライブ前の楽屋にて
    10thライブ前の楽屋で各々準備を進めるメンバーたちですが、お互いにちょっかいをかけているところが楽しいですね。芹澤さんと色々ポーズを取り合う山北さんとのやり取りが自宅でBDを確認してもなかなか聞き取れないのですが、何か私がルール的なことを言っている気がします。引き続き耳を澄ませていきたいと思います。このポーズを取り合っているところを正面から描写してグッズ化をですねぇ。
    久保田さんの集中を乱そうと茜屋さんが周囲をコサックダンスで回りますが、これは良い回転でした。スピード感としてもちょうど良いですし、何より茜屋さんの寄りのカットで床がただ移動しているのではなく回転していることをきちんと表現しているところがポイント高いです。こうしたところは割と省略されがちなので、スタッフさんの細やかな回転への気配りに拍手したいところです。
    そうしたところにライブスタッフさんが来てTシャツを置いていくのですが、ここで芹澤さんがちらりとそちらを見てから化粧に戻りつつ「誰か来てみてー」という場面、言い方も含めてここもお気に入りです。その後茜屋さんに指名された山北さんがシャツを試着後ポーズを取るところの作画と山北さんのセクシーボイスも決まっていて良いですね。確かに唐突に出てきたデザインとしてはシロリスは正直ちょっと微妙です。最終的には非常に魅力的なシャツに見えてくるのですが。
    その後お湯入りハチミツを配ろうとした若井さんに茜屋さんが突っ込んだことでシャツのシロリスが暴れ出すのですが、ここで茜屋さんが「さきさまご乱心!?」と発言したのを受けての芹澤さんの反応が「取り押さえないと!」なのが鑑賞を繰り返すにつれだんだんジワジワきたところでした。不審者扱いですね。
    シロリスが勢いのままに転移ゲートを開いてメンバーが吸い込まれてしまいますが、山北さんの「なんか光っ…」の後の吸い込まれる勢いが良くて好きです。そして5人と1匹はリスリスランドへ。

インタールード1

ということでリスリスランドに行くまでの感想でした。劇場作品だけあって作画も安定しており、かわいいメンバーの姿を随所で見ることができます。話が動き出すのはここからですが、また今週も仕事が始まるのでこの辺で。

それではまた。